リンダリンダ 別紙

2ちゃんねる少女漫画用語辞典

  リンダリンダにおける白泉社の公式回答
 

「少女鮫」の終了についてですが、編集上の都合により「少女鮫」を一旦終了し、新連載をお願いしました。
そのため、和田先生の意図されていたストーリー展開ができなかったことは残念でした。
花とゆめ13号の「少女鮫」最終ページに関しては、和田先生から「少女鮫連載終了にあたり、読者の方に自分から挨拶させてください」とお話があったため、特別にページをもうけました。
和田先生の今後の予定につきましては、白泉社の雑誌にご登場いただけますようにお願いしております。決まり次第、予告などでお知らせいたします。

(1999年6月末頃、問い合わせメールに対し、期間限定で返信された花とゆめ編集部からの回答を、主要部分抜粋)



  リンダリンダにおける野間美由紀の私見
   

http://www.studio-rose.com/freetalk/freetalk9906.html

 次の話題は、「花とゆめ」での和田慎二さんの『少女鮫』連載終了について。
これは、まだストーリー的に完結していない連載が突然終了し、
しかもラストページに和田さんからの『決別』とも取れるメッセージがついていたために各方面でいろいろ話題になっていることです。
 この件に関しては、簡潔に言えば連載終了ははじめから予定されていたこと。だそうです。
ただ、和田さんの方が連載を続ける間に構想が膨らんでしまい、「もっと続けたい」という要望が通らなかったのが原因のようです。
 傍観者的に見れば、現在の「花とゆめ」の連載陣と和田さんの作品は明らかにタイプが違いますよね。
私が「花とゆめ」に描いていた頃なら和田作品は王道(って、変な表現だけど)だったのですが、
美内先生もたまにしか描かないし魔夜さんの『パタリロ』は別花に移ってしまった今、和田さんだけが旧イメージで残っている印象は免れません。
 厳しいことを言えば、和田作品ではすでにアンケートで多くの票が取れなくなっているわけです。
もちろんファンはまだまだ大勢いるし、和田さんの漫画家としての魅力が衰えたわけでは決してありません。コミックスももちろんたくさん売れるでしょう。
 でも、他に人気のある漫画家が何人もいる以上、アンケート結果が飛び抜けていない連載は予定通り終わらせたい思うのが編集部側の本音だと思います。
本当は和田さんはキャリアが長いんだからその辺の事情がわかっていいはずなんですが、感情的に納得できなかったのかも知れません。
 で、この件について話題にしているサイトやパソコン通信のフォーラム(って、NIFTY-Serveだけの言葉だけど)が多いらしいので、
白泉社ホームページの質問用アドレスに問い合わせのメールを出すと、担当編集者の用意した公式回答文の返事がもらえるそうです。私はもらっていないので未確認情報になりますが。

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